ツイッターで何気なくお勧めのマンガをつぶやきました。
一応のぼんやりとしたルールとしては、
・各作家1作品
・電子書籍で購入可能
・だいたい90年代初頭くらいまでの作品
永井豪や水島新司は適当な電子書籍版が見つからないので
選から外しています。
これが自分のオールタイムベストというわけではないけど、
個人的に他人にお勧めしたいマンガです。
加山竜司@1976Kayama
家にいる時間が多い状況だから、好きなマンガ(オールタイム)でもつぶやいていこうかな
2020/04/12 14:10:46
加山竜司@1976Kayama
『あしたのジョー』
2020/04/12 14:18:12
不朽の名作。ちば先生にインタビューした際に「あのラスト、どう思いましたか?」と、どう解釈したか作者本人に尋ねられるという、とんでもない経験をした。ジョーは死んだのか、生きているのか。ハッピーエンドなのか? 読ん… https://t.co/Rtpc6FAzL9
加山竜司@1976Kayama
『男一匹ガキ大将』
2020/04/12 14:27:54
「少年ジャンプ」の基軸。一大決戦を直前に控え、主人公が恋に狂ってしまう展開が胸アツ。長らく文庫版や愛蔵版には途中までしか収録されていなかったが、電子書籍版だと最後まで読める。不良が子分を率いて中東まで原油を買い… https://t.co/iJx4fgbZXd
加山竜司@1976Kayama
『アドルフに告ぐ』
2020/04/12 14:42:49
「手塚治虫の名前は知っていても作品を読んだことがない」という若い人に接したときに、現代のマンガ読者のリテラシーに適合しやすい作品ならコレかなぁ、と思ったことがある。複数の物語が絡み合って収束していくストーリーテ… https://t.co/44gx0sFvBG
加山竜司@1976Kayama
『カムイ伝』
2020/04/12 14:50:11
まずは第1部を。抜け忍カムイ、農村の下人・正助、商人の夢屋の3人の物語が主軸。日置藩で百姓一揆に発展していく過程での圧倒的な高揚感にアテられる。で、迎えるラストの展開。いろいろと考察を重ねていく前に、まずは「はわわわ… https://t.co/8E8pMRDd33
加山竜司@1976Kayama
『春が来た』
2020/04/12 15:03:26
実は『ナポレオン』の長谷川哲也先生にお勧めされた作品。世を恨む爺2人が旅をする、という時代劇。もうどうにでもなれ、って感じの怖いものなしの2人だけど、年寄ゆえのままならなさで滑稽とペーソスがすごい。「夜を焼け、朝を殺… https://t.co/AZOlrOrnMO
加山竜司@1976Kayama
『キン肉マン』
2020/04/12 15:23:50
キン肉マンとテリーマンがタッグを組んだ時の試合のテンポ感とスピード感が、明らかに他とギアが1段階違う。それだけでこのコンビが特別だってことがわかるけど、その理由がコマの運びなのか何なのか。
いまやってるシリーズも大… https://t.co/NMoQU4FCjB
加山竜司@1976Kayama
『モジャ公』
2020/04/12 15:29:15
『世界残酷物語』のヤコペッティ監督を元にした、タコ型宇宙人のドキュメンタリー作家・タコペッティが出てきてからがアツイ。人が死なない星で、見世物として自殺をさせられそうになる展開に、藤子Fのソフィスティケイトされたエグ… https://t.co/eUIMNqFfUk
加山竜司@1976Kayama
『佐武と市捕物控』
2020/04/12 15:54:39
江戸時代を舞台にした、バディものの犯罪捜査もの。物語の大衆性と前衛的な画面構成が融合していて、ああ、石ノ森ってやっぱり天才だなぁ、ってしみじみと実感できる作品。
https://t.co/98d2Gfgr1L
加山竜司@1976Kayama
『恐怖新聞』
2020/04/12 16:48:29
オカルトブームはリアルタイム世代じゃないけど、時代の空気感が生々しい。これと『うしろの百太郎』が同時期に連載って、ヤバすぎないか。宇宙人コンタクティのエリナ松岡がぶっ飛びすぎてて可愛い。
https://t.co/2EqceveVZx
加山竜司@1976Kayama
『悪魔くん 千年王国』
2020/04/13 12:24:46
水木しげるが点描を多用するようになって以降の絵柄って、知っている人には「ああ水木マンガだ」って思うけど、知らない人には「なんじゃこりゃあ」って世界観だと思う。その「なんじゃこりゃあ」度の純度の高い作品として… https://t.co/df0Rv27lA2
加山竜司@1976Kayama
『11人いる!』
2020/04/14 21:23:10
萩尾作品はどれも好きだけど、特に好きなのはこれ。密室でミステリー仕立て、登場人物個々人の事情など、息の詰まる濃密な空間でありながら、キャラクターの持つ陽性な「華」が、ページをめくる手を牽引してくれる心地よさ。
https://t.co/yv9GT5f5Ob
加山竜司@1976Kayama
『BANANA FISH』
2020/04/14 21:38:47
一昨年アニメ化されたことでも話題に。ベトナム戦争や東西冷戦に加え、イラン・コントラ事件についての知識があると、当時の世相が立体的になると思う。個人的には世界観とか設定に持っていかれたクチ。
https://t.co/jSNy3VrrqK
加山竜司@1976Kayama
『3年奇面組』
2020/04/18 20:43:00
ギャグマンガは時代の影響が強いから今読むとどうかな、とも思うけど、むしろ当時はあまりよく理解せずに笑っていたことに気づいたりも。ということは、笑いは「意味」とは別のところにも依拠している、と。80年代なりの多様性の… https://t.co/4cy1AbCiha
加山竜司@1976Kayama
『ジパング少年』
2020/04/18 20:51:25
管理教育に反発する高校生が、インカの遺跡を求めてペルーで金堀をする……というと突拍子もない展開と思いがちだけど、熱血型の主人公が成長する冒険譚の体裁をとりつつ、体験を通じて価値観が相対化され続けるあたりが、ポスト… https://t.co/GTIdN0lzBW
加山竜司@1976Kayama
『漂流教室』
2020/04/22 17:41:59
楳図かずお作品の“怖さ”は「何かあって怖い」と「何もないのに怖い」があって、校舎というありふれたシチュエーションを使って後者をバリバリに使って怖がらせて来るところがすごい。いまだと主人公の母親に感情移入して読んでしま… https://t.co/EII01eXs9w
加山竜司@1976Kayama
『イーグル』
2020/04/22 17:47:40
今年はアメリカの大統領選挙。選挙制度、共和党と民主党の違いなどわかりやすい。クリントン時代の情報スーパーハイウェイ構想など、90年代の政治イシューを振り返れる。主人公に「アメリカに産み落とされた戦後民主主義」を仮託し… https://t.co/UCWVFNfB7i
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